旅の記録

1泊2日の伊東|#04 レンタカーで一碧湖と大室山へ行く2日目 (2023/10)

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2023年10月の伊東旅行の続きです。

前回の記事はこちら。滞在したホテルについての軽い宿泊記です。

朝は部屋の半露天風呂で優雅に

2日目。

お天気に恵まれ、すかっとした秋晴れが気持ちよいです。

昨夜は貸切風呂を使ったので、朝はお部屋についている半露天風呂で優雅に朝風呂タイム。
ロビーで貸し出していたお湯に浮かべる花で、リゾート感が一気に増して映えスポットに。

ゆっくりお風呂につかり、贅沢な朝の時間を過ごしたらチェックアウトの準備をします。

今回は素泊まりなので朝食はなし。

ちなみにSEVEN SEAS HOTELさんのチェックアウトの時間は11:00でした。
チェックアウトの時間って、1時間違うだけで朝の余裕がだいぶ違うので遅めだと大変ありがたい。
11時はふつうかな?

チェックアウト前に、ホテルの前の海を少し散歩。
真ん中より少し右側にある黒と白の建物が今回泊まったホテルです。

近くの幼稚園?保育園?のこどもたちが元気に遊んでいました。
海の近くで育つっていいなあ。水と触れ合える子供時代ってなんかいい。

好き通る水面。
水がきれいな海や川が好きなんです。ずっとみていられる。

お世話になりました。
結局ゆりかごには乗らなかったな。

2日目はレンタカー移動

今日はレンタカーを借りて少し遠出をする予定なので、近くのレンタカー屋さんで予約してある車をピックアップしに行きます。

本日のお車。富士山ナンバー!

伊東駅近くのトヨタレンタカーにて予約。
あたり一帯にレンタカー屋さんが立ち並ぶ一角にあります。

トヨタレンタカー 伊東駅前営業所
  • 車両情報: コンパクト,一般車 / AT /禁煙 (車種希望なし)
  • オプション: カーナビx1 ETC車載器x1 (デフォルトでついていたような)
  • 10:00ピックアップ→18:00に熱海駅前営業所へ返却
  • 合計金額:6,600円 (現地決済)

ドライブしながら北上して熱海まで行き、そこから電車に乗って帰宅する予定なので熱海返却にしました。
乗り捨てっていうのかな?借りた営業所に返さなくていいって便利!!

予約はしましたが、もちろん私は万年ペーパードライバーなので定位置の助手席にありがたくおさまります。

駅に寄って、私も母も気に入ったまるごとみかん大福をまた購入。
ドライブのおともに。

一碧湖

最初の目的地は少し南下した一碧湖。
いっぺきこ、と読むそうです。ぺき!

10万年前の噴火でできた火口湖だそうです。10万年前、ロマンを感じる。

緑に囲まれたとても静かな湖。湖面も微風に少し揺れるぐらいでおだやか。
紅葉の時期は綺麗なんだろうなあ、とまだ紅葉のこの字も感じさせない景色を見ながら思いを馳せる。

スワンボートたちがこっちをみている。

手漕ぎボートも。

ボートたちを横目に桟橋をずんずん進むとひらけた見晴台みたいなところがありました。
高い建物や視界を遮るものがなく、一面青と緑で目に優しい景色。

束の間でしたが静かに流れる時間を堪能して湖畔に戻ります。

湖が一望できる湖畔のカフェ。
モーニングメニューもありました。

惹かれたけどそんなにお腹が空いてなかったのと先を急ぐのであえなく断念。
でも湖を眺めながら食べる朝食はさぞ空気ごと美味しいことでしょう。

一碧湖には「大池」と「沼池」があり、規模が小さめな沼池は遊歩道でお散歩ができます。
犬を連れたマダムたちが散歩をしていました。

ふしぎな形の大室山

一碧湖をささっと見たら、もう少し南下して大室山へ。

国指定の天然記念物だそうです。

大室山はこの距離で見るとわからないけど、遠くから見るとちょっと不思議というか不自然というか、そんな形をしています。
お椀をひっくり返したような形、とよく言われています。

とても天然でできたとは思えない人工のような山というか丘というか。
山といえば木を想像するけど、この山は大きな木がなくて草?低木?もきれいに刈り揃えられているので、なんだか山と呼ぶには不思議なかんじ。

リフトを使って山頂まで登れます。というかリフトしか手段がありません。
個人だと大人1,000円。(2023年10月時点)

あの、わたくし実は高所恐怖症でして。
例えばエレベーターで一瞬で到着とかならまだ、まだいけるのですが、結構な急勾配をこんな剥き出しで吹きっさらしのリフトに乗るなどだいぶハードルが高いわけです。

母は高いところが大好きなのでもちろん乗る気満々で、対する私はだいぶ駄々をこねて、いやだ帰ろう(どこに)だの下で待ってるだのなんだの一悶着があったのち、

腹をくくりました。(白目)
絵のカップルは何たのしそうにしてんねん。(理不尽なイチャモンですすみません)

で、乗ってみるとこれがまた

思ったより急勾配すぎて泣きそう。

リフトは幼少期によく連れて行ってもらったスキー場以来ですが、そこでもこんな急角度のリフトに乗ったことないのに。(初心者コースだったからかな)

おまけに見通しが良すぎて何もかもが丸見え。
風が吹くと揺れて、さらにちょっと強めの風が吹くと止まる。ととととまらないで!強行して!(止まると余計怖い)

などと、心臓がバクバクしながら心の中は大パニック、のち無事に生きて山頂へ。

これはね、人間が乗るものじゃない。(?)

リフトから降りると、山の中にはぽっかり穴が空いていました。

穴の中はアーチェリー場になっていて、アーチェリーを嗜む人々が米粒ぐらいのサイズで遠目に見えます。

山のふち(というのも変だけど)は遊歩道になっていてぐるっと一周できます。
リフト乗降場からみて正面が一番高くなっていて、右からいっても左からいっても坂を登っていかなければいけない。

ただでさえ高いところを、さらに柵もないところをのぼっていくなんて正気ですか。

すこし歩いてみるだけでもどんどん高くなっていく。
なだらかな坂に見えて、これが結構急なんです。

外側をみるとずーーーと下の方に街と海。
あそこらへんから来たんだねえ、あれはなんだろう?なんて話ながら

確かに絶景だけれども。

遮るものが何もない絶景だけれども。

気づけばリフト乗り場(写真の右の方にある傘みたいなの)がどんどん遠く小さくなっていく。
雲が近いです。

4分の1も行っていないところで私はギブアップ。

母はその先も行って一周してくるというので、ここで見送って私は引き返します。

リフト乗降場の近くに記念撮影用(?)の看板があったのでぱちり。
もう少し右側に富士山が見えていた、かも。(気づかなかった)

一周するのには結構時間がかかりそうなので、ベンチに座ってのんびり待ります。
高いところは怖いけど、さわやかな風が吹いて空気が美味しい気がする。

こんな高いところに来て、ただ来ただけでは帰りません。
お土産やさんなどのちょっとした売店を覗きつつ、おだんご屋さんに目をつける。小腹もすいたし。

山で食べるおだんごってセンスの塊すぎると思う。

山で食べるおだんご、山で食べるおにぎり、山で食べるソフトクリームの特別感よ。

どれも美味しそう。
当時はみたらしかしょうゆの二択すぎて気づかなかったけど、一番下のチョコだんごは何事なの!?

そうこうしているうちに母が一周して戻ってきたので、おだんごのお誘いをしました。

ででーん。

みたらしもすてがたいけど、今回はしょうゆに。

絶景かな。

ベンチに座って海を見ながらいただきました。高さにも少々慣れてきた。
お天気よくてよかった。

そして…もちろん帰りも待ち受けているこれ。

言っときますけど、降りる方が100万倍怖かった。

母がたぶん気を紛らわすために何か話しかけてくれたけど逆効果すぎて、「ごめんねちょっと静かにしてくれる?」と半泣き。
目を閉じて重心をこれでもかってぐらい背もたれにベタ付けして、ただただ静かに時が過ぎるのを待ちました。

こんな剥き出しの椅子にバーだけの無防備な装備で、何故みんなよくもまあ平気な顔して乗っているの。

心を無にして帰りも無事になんとか生きて戻ってこれました。

みかん大福を食べて機嫌を直しましょう。

まるごと。(食べかけ失礼します)

自然解凍されていい塩梅に溶けています。
結構粉が散るので食べる際はお気をつけください。

みかんタクシー。かわいい!
でもこんなところで客待ちって、乗る人いるのかな?
交通の便が悪めなのでタクシー使う人は最初からタクシー乗りつけるだろうし、などと思いつつ。

まだ前半なのにおもったより長くなってしまったので続きは次回。

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